
はい、こんにちは柴野です。
今日はですね、以前僕、エステ経営してたんですけど実際にエステ経営をしたらどうなるのか儲かるのか、儲からないのかいくらかかるのかどういう経緯でエステ経営を始めたのかという話をしたいと思います。
それでは、いつエステ経営をしてたのかというのをfacebookでちょっと見てみると2014年の8月23日頃からエステの方をしていますっという形でfacebookで僕も思い出した感じなんですけど
これね面白い話がいくつかあって僕元々ファミレス業界にいたんでエステは全く興味がなかったんです。
一番最初のきっかけなんですけど、これから独立したいと思っている方やお店をやりたいな、なんて思ってる方に参考にしてもらいたいんですけど、
僕、その日名古屋で朝まで飲んでましてそのあとに、ちょっと二日酔いで僕のビジネスセミナーがあったんですけど二日酔いで行くのもちょっとツラいなと朝6時、7時くらいに起きてちょっと酸素カプセルを探しに行って、酸素カプセルに入ってそのあと塾のセミナーをして
だいたいビジネス系の塾の場合はそのあとに懇親会というものがあるんですね
お酒を飲んで、まあビジネスの話をするという感じですで、その日来ている生徒さんにまあ今日ちょっと二日酔いだったんで酸素カプセルに入ったらすごくスッキリしてすごい良かったよって話をしたら、ちょうど横にいた人ですねその人がなんとその酸素カプセルのオーナーさんで、そこから意気投合してしまって酸素カプセルってぶっちゃけ儲かるんですかって話をしました。
で、そしたら月に100、200(万円)は儲かりますよっていう話になって酸素カプセルって何か分からない人もいるんでちょっと画像出しますね。
こんな感じのものです。
まあスポーツ選手が使ってたりとかあとはリラックスしたい人、ちょっと寝たい人みたいなのが使って、だいたい1時間2千円とか3千円で入ることが出来ます。
で、この酸素カプセルが儲かるって聞いたのでこれ、置いてるだけで要はざくざくお金が入ってくるんじゃないのかと当時、渋谷の東急ハンズの辺りに事務所があったので、その僕ら6階の事務所だったんですけど下の階が空いて、そこに酸素カプセル作ったら面白いんじゃないのかなと
IT社長とエステ経営で、社員とかも、疲れたら酸素カプセルとかの中に入ってったりしたら仕事の効率も上がるんじゃないかって思ってやってみました。
- プライベートジム
- 酸素ルーム
- 酸素カプセル
- タンニングマシン
- コラーゲンマシン
- エステティック
- シャワールーム
もうなんかすーごいいっぱいになっちゃって、なんでこんなにいっぱいになっちゃったかと言うとですね
僕が友だちとかに、酸素カプセルをやって儲ける事業を始めようかなと思ってるんだと言ったら「俺も参加したい」みたいなオーナーが2、3人集まりまして
で、「やろう」と
最初はホントに200万から500万円ぐらいの開業資金でやろうと思ってたんですよね
そしたら、結果的には…
いくらかかったかなあ
だいたいこれくらい、4千万かかってしまって、まあなんでそんなにかかったのかってちょっとせっかくなんで1個ずつお話していきたいと思うんですけど
プライベートジムですと、世界のセレブリティも愛用する最高級のマシンを設置、至高のプライベートジムということですね。
まあ、当時僕らも「30歳をちょっと過ぎてきてちょっと太ってきたなあ、ジムとかあったらいいよね」みたいな話の中からじゃあプライベートジムをくっつけちゃおうよ、ということで、このジムの器材、全部買ってきたら
えーっと800万円…
「高っ」と思いましたね(笑)
次は酸素カプセルですね。
色々な種類かあって画像がないのであれですけど、150万から多分200万円くらいだと思います。
ホントはこれを1、2台置いてやろうと思ってたんですね
そしたらまた違う話が来て
これですね
酸素ルームと言われるもので当時東京に1台もないという触れ込みでいくらすると思います?
これね…8もするんですよ、
確か800万です…高くないですか?
ノリで買ってしまって…
800万?600…500万だったかな?嘘ついたかもしれないですけど、でもかなり高くて、まあ、こーんなねこの中で仕事をするとすごい効率がいいよ、と嘘っぽい触れ込みもありって感じですね。
で、次、はいタンニングマシンえっと、簡単に言うと日焼けマシンですよね。
実際の画像はないので拾ってきました。こんな感じ
業者さんが居るわけなんですけど酸素カプセルとかルームとかを買う話になったら日焼けマシンもジムがあるなら置いとくといいよ、と
まあ、確かに、確かに、と
僕らオーナー全員、日焼けマシンとか使ったことがないんですよ
だから値段決めるときに「どうする?」と「1時間、2、3千円でいいんじゃん?」という話をしてたら、入ったことある方は分かると思うんですけど日焼けマシンって1時間も入るもんじゃないんですよね(笑)
で、価格が40分で3500円という、僕も高いんだか、安いんだか正直分からない金額なんですけど機械自体はそんなに…高くなくて50万から100万円ぐらいの間だったと思います。
で、ほか…これですね、コラーゲンマシン
このマシンに入るだけでお肌が、女性のこう、ツルツルになると
そんなマシン、これもまあ100万円ぐらいで、ほかにエステだったり、えーっと痩身の機械ですね。
痩せる機械、これも高かった・・・
800万ぐらいして、シャワールームなんかも付けて、やってみましたってことですね
まあ1枚しかもう残ってないんですけれどもこんなショップカードなんかも作って、色んなのを作ってやってみました
で、結果的にどのくらい儲かったの?って
話なんですけど
月に売上だと200万から400万円くらいで
まあ赤字にはならなかったんですね
でも経費があるので、だいたい月に利益が出て20万から40万円ぐらいの間でした。
で、どうやって集客してたのかって話なんですけど
普通に…いきなりこう、お店ボンッと作っても当然誰もお客さん来ないです。
ビルの4階とかだったんで、なおさらお客さん来ないんですね
なので、クーポンサイトのポンパレとか、あとはホットペッパービューティーみたいな美容室とかね、予約するときに使ったりすると思うんですけどこういうサイトに広告を出してやってました。
でも広告を出すといってもこの辺のサイトの中から広告掲載についてってあるかもしれないんですけどまあ、そういう形ではなくて
担当者の方を、紹介してもらって担当の人に話をして、結構あの、僕は広告担当ではないんであれですけどディスカウントとかできるんですよね。
なので戦略としては、このポンパレに出して女性向けのものは、コラーゲンマシン
他社さんはですね、当時どれぐらいの料金でやってたのかなあ
これ30分5千円とかでやってたので結構高いんですよ、銀座とか、六本木とか港区ら辺でけっこうセレブな女性の方が入るんで高めの料金になってるんですね。
僕ら新参者だったんでこの料金をもう、ポンパレとかで確か1000円とか500円とかにしちゃって女性ユーザーを呼んで、次その、痩せる機械ですねで、アップセルという形をとっていました。
インターネットビジネスと似たような感じですね。
男性のユーザーさんはタンニングマシンを安くして、呼んで、プライベートジムだったりそういうものに誘っていこうかなと
リボーンっていう名前でやってたんですけどコンセプトとしては
「生まれ変わる、新しい自分に」
生まれ変わるみたいなイメージで運営をしてました。
実際、お店を作るまでは結構楽しくて、すんなり行ったんですが、ただ、毎月毎月の売上を見ると掛けたお金ほどじゃないなっていう形になって結局は他社さんのエステをやっているとこにバイアウトという形で売ってしまったんですけども…
あと、もうこの場所はビルの建て替えでお店が存続できなくなってしまって、もうない状態なんですけれども
ま、失敗と言えば失敗…
掛けたいくらっていうお金は正直、全部回収できてないので事業としては正直失敗したなと思ってるんですけど、ただやり方というか僕らがもうちょっと情熱を燃やせば集客は全然、やっぱ広告のサイトを使って出来て集客からどうやって売るかっていうようないわゆるフロントエンド商品、バックエンド商品、
当時のエステ業界というのは無料お試しで誘って、そのあとに継続を取るような流れだったのを僕らはこういったマシンを使って酸素カプセルも一緒ですね。
マシンを使って集客してそこから費用対(効果)をよくしていこうという戦略は間違ってなかったんですけれども、僕ら全員オーナーさんがIT系の社長さんで正直全くエステに興味がない人ばっかりだった。
ほんとただ、儲かりそうだということで始めてしまったというのが、一番失敗してしまった要因ですね。
僕も1階下に降りればいいだけのお店なんですけど、ほぼ顔出したことないですしジムも使ったことない
ホント日焼けマシンも使ったことない、まあ従業員の人には売上だけ頑張ろうよ、
こう、揃ってるんだから、こんなにと
で、あとは、十分に人を雇うようなリソースというか店長さんだったり従業員の人というのが仲悪くなってしまってなんかモチベーションダウンしたりとか
いわゆる高額商品、プライベートジムの1か月間契約とか年間契約とか、当然トレーナーもいたんで、ライザップさんみたいな3か月で30万円とか、そういった形の
取ってたんですけど、やっぱりそれが売れなかった、そういう部分ですね
僕らもそういう商品を売る術というのはなんとなくわかってるんですけど、従業員にちゃんと教育もしてこなかったという部分ですね。
はい、まとめますと4千万円ほどかけた、プライベートジムとリ・ボーンですね。
体のケアを全部して、渋谷にひとつそういうお店を、こう作っていこうよっていう志はすごく高くて、お金かけてお店作るまではすごくいいお店が出来たと思ってます。
ただ、僕ら経営者のエステとかそういう業界に対する情熱が少なくて結局売却してしまった、ということですね。
その、でも根底にあるのがエステ業界が儲かるとか儲からないとかじゃなくて、どうしても営業時間というものがある仕事というか…。
パソコン持っていけば世界のどこにいてでもほぼできてしまうような形と、お店にいなければ難しい仕事というのがあってやはりその、パソコンを使ったビジネスというものの魅力を再認識させられる結果になったエステ経営だなと思いました。
もしね、エステ経営をしたいなと思う方がいらっしゃったら自分にホントに情熱があるのか、というのを見てから始めていただけたらなと僕の経験をもとに思ってます。
はい、それではですねエステを開業してみたその後どうなった?
というような内容だったんですけど、これで終わりにしたいと思います。
ありがとうございました